一般的にテーピングというと『テーピング固定』と

固定の文字が後ろにつくことが多いため固定するというイメージがあると思います

固定という文字がつくと『固定して動かさない』と考えてしまうかもしれません

確かにテーピング用テープのことを日本語で表現すれば『粘着性包帯』と言いますので包帯といえば固定というイメージでも仕方ないのかもしれませんが

テーピングの本来の目的は『スポーツ現場などで関節などを痛めてしまったがそのまま試合などに出たいので補強して安定させ痛みを軽減して運動できるようにすること』です

なので基本的にはテーピングとは『動かさせる』ためのものになります

もちろん固定力がありますのでうまく使えば安静にさせる役にも立ちますが

本当に動かさせず安静にさせるならシーネやキャスト材などの固定材料を使います

またテーピングには関節を動かしてはいけない範囲まで動かないようにするだけではなく痛みを感じにくくさせたり力を入れやすくさせたり血流を良くさせる筋肉のポンプ作用を促進させたりする使い方もあります

日常生活でもスポーツ現場でもテーピングはうまく使えばその質を上げることができます