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ベーチェット病(4)


ベーチェット病には副症状もあります。関節炎もその1つです。肩や膝、足首などの大きな関節に起こるのが特徴です。
似たような症状を呈する関節リウマチでは指の関節などの小さな関節にも炎症を起こすのですが、ベーチェット病では大きな関節にしか関節炎が発症しないのが大きな違いです。

関節炎の症状としては腫れや痛みが出てきてその部分が熱っぽく感じます。関節リウマチでは左右対称的に関節の変形やこわばり、炎症や腫れなどの症状がが出てきます。
しかしベーチェット病が原因の場合の関節炎では関節リウマチとは違って左右非対称であり、関節の変形やこわばりは出てきません。

 

 

大腸と小腸の境目に深い潰瘍ができるのもベーチェット病の副症状の1つです。この症状はクローン病と似ており、判別がかなり難しいと言われています。また、潰瘍と正常な超粘膜との境目がよくわからないのも特徴です。

食道から腸にかけてどこにでもできると言われており、潰瘍ができることで腹痛や下痢が生じ、下血も生じます。内視鏡検査などの精密検査を行う必要があります。

 

 

表在性血栓性静脈炎は男性に多く見られます。他にも静脈や動脈に血栓性の病変が生じることもあり、静脈の場合は下肢に静脈瘤ができ血流が悪くなるためにむくみが生じます。また歩きにくくなることも。

動脈の場合は比較的大きな動脈に起きやすく動脈瘤などができてしまうこともあります。静脈と動脈どちらが多く発生するかと言われた場合、静脈の方に症状が出やすいようです。

 

 

副睾丸炎は睾丸部を押すと痛みがある、睾丸部の腫れがみられるといった症状が出ます。男性患者のうち、約1割に生じると言われています。

 

 

ベーチェット病には主として神経病変が出てくるケースもあります。その中でも急激な症状が発生する場合と慢性的に進行する場合があります。神経に関わる症状が出た場合は難治性であり、予後もあまりよくないそうです。

急激な場合は高熱や頭痛、めまいが出てくることが多く髄膜炎や脳幹脳炎として発症すると言われています。反対に慢性的に進行する場合は急性の症状の後に歩行障害や認知症のような記憶障害や理解力の低下などが生じます。

 

関城接骨院 桜ヶ丘院

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