私たちの睡眠状態は脳波などによって、かなりよく分析されていますが、いったい「なぜ眠る必要があるのか？」という問題になると脳と身体を休める、ストレス解消、身体の成長という事が挙げられます。

その中でも、脳と身体を休めるのが一番重要です。

ところで、一日の睡眠時間が一番多いのは赤ちゃんで、約２０時間、５～６歳の幼児で約１０時間、学童期から成人になると８時間前後となり、さらに４０歳代を超えると６時間前後と、短縮してゆき次第に起きている時間が多くなっていきます。

これと同時に体内時計が発達してきて、昼間には目覚めて社会生活を営み、夜間には一連の睡眠をとるという、睡眠時間や催眠、覚醒がリズミカルに活動し始めます。

これは「日周期リズム」と言われています。