一般臨床学の教科書の記述を記載してみます

むくみ(浮腫または水腫)とは細胞外液(組織液やリンパ液)が組織や臓器に貯留し腫脹した状態のことを指し重力のかかる下肢に多くみられる

指で押すと圧痕が生じる圧痕性浮腫（指で数秒押すと凹んだまましばらく戻らない）

及びリンパ浮腫や甲状腺機能低下症などで認められる粘液水腫による圧痕が生じない非圧痕性浮腫がある

全身性の心不全・肝硬変・ネフローゼ症候群・急性糸球体腎炎・腎不全・甲状腺機能低下症(粘液水腫)などと

局所性(血栓性静脈炎や悪性腫瘍によるリンパ管閉塞・)のものがある

ともに原因がなくなれば吸収され元に戻る

長期化すると繊維化をきたし硬化や肥厚（セルライトなど）が残る