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肥満について(2)


体内における脂肪の蓄積には2通りの順路があります。

個々の脂肪細胞が脂肪を摂取して肥大していく肥大型肥満、個々の脂肪細胞の数を増加させていく増加型肥満。

肥大型肥満は成人以降期に多く見られ、これに対して増加型肥満では小児期に多く見られます。

 

生化学的には日常生活に必要なエネルギー以上の飲食物を摂取すると、脂肪は腸管内で脂肪酸とモノグリセリドに分解され、さらに胆汁酸塩によってミセル化され、腸管壁より吸収されます。

その後モノグリセリドはトリグリセリドにカイロミクロンから炭水化物(でんぷん)となり、さらにグルコースに分解された後これが吸収され、中性脂肪として脂肪細胞に蓄積され、結果としてこれが肥満の引き金になります。

 成人期の肥満は高血圧症、糖尿病、心筋梗塞、肝硬変、脂肪肝の誘因になります。

 

脂肪細胞が増殖する機会は3回あることが知られています。

 

1回目は妊娠末期の胎児。

母体の肥満、母体が糖尿病、母体の脂質や糖質を主とした過剰カロリー摂取などに起因します。

 

2回目は生後1年前後の乳幼児。

この間でも脂質、糖質を主とした過剰カロリーを与えた場合にも脂肪細胞の増殖を来たします。

 

3回目は思春期。

この時期においても成長にあまり関係のないカロリーの多量摂取は脂肪細胞の分裂増殖を起こし、増殖型肥満に陥ります。

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