関節周辺の病気

関節周辺の病気詳細

関節リウマチ(3)


検査・診断方法

 関節リウマチでは、発病して2年以内の早期に軟骨・骨が壊れていくといわれています。いったん傷んだ関節を元にもどすことはほとんど不可能なので、軟骨・骨が傷む前の関節炎の段階で、なるべく早く診断して治療することが大切です。

 アメリカリウマチ学会の分類基準(1987年)に基づき、以下の7つの項目のうち、4項目以上あてはまればリウマチと診断されます。

(1)朝のこわばりが1時間以上続く

 

(2)3つ以上の関節がはれる

 

(3)手首や指の関節(指先から数えて2番目または3番目の関節)がはれる

 

(4)左右対称性に関節がはれる

 

(5)X線検査で手指にリウマチ変化がある

 

(6)リウマトイド結節(皮下結節)がある

 

(7)血液検査でリウマトイド因子がある

 

((1)~(4)の項目は6週間以上続くことが条件)

 

 ただ、関節に痛みが出る病気は関節リウマチ以外にもたくさんあり、関節リウマチであっても早い時期にはなかなか診断がつかない場合もよくあります。

リウマトイド因子という血液検査も、患者さんの80~90%で陽性となりよく行われますが、関節リウマチ以外の人や健康な人でも陽性となることもあり、これだけでは確定診断はできません。

最近、抗CCP抗体という検査が可能となって、これが陽性に出れば、80~90%の確率で関節リウマチと診断できるといわれています。また、MRIではX線検査ではみられないリウマチ変化がみられることがあり、これらを組み合わせることによって早期診断が試みられています。

関城接骨院 桜ヶ丘院

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