日常生活関係

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寝返りをうつこと


誰もが睡眠中に寝返りを打ちます。

ソファで横になって寝ていて無意識に寝返りを打って落っこちた経験がある人は多いと思います。

 

寝返りは睡眠が浅いときにするように思われがちですが、実は睡眠の深さに関係なく、熟睡している時でも無意識のうちに寝返りをうつようです。

一般的には、人は一晩に20回~25回くらいの寝返りを打っていると言われます。

睡眠時間を8時間とすると、約20分に1回、寝返りを打っている計算になります。

 

そもそも寝返りはなぜうつのでしょうか。

実は寝返りとは体の自然な反応であり身体にとって必要な良いことなのです。

 

人の体の中には、血管が張り巡らされていて、そこを血液が流れています。血管は太い血管から枝分かれをして徐々に細くなり、最後に毛細血管となり各組織の中に届きます。心臓の力だけで体中すべての毛細血管にまで血液を送ることは出来ませんので、筋肉が伸び縮みをすることによってポンプ作用を働かせてその補助をしています。身体を動かさないと『血の巡りが悪い』と言うのはみなさん経験的にわかっていると思います。

 

起きている時は普通は動き回っている(じっとしているようでも少しは動いている)のでそのポンプ作用が働き寝ている時に比べ血流が悪くなることはありませんが、ずっと同じ姿勢で眠っていると体の同じ部位に圧力がかかり、重力にひかれ下を向いている側に血液は集まり、ポンプ作用も期待できない為血流が悪くなり、起きた時に身体が硬くなっている・身体がだるい・腰が痛い・寝違えた等の原因となります。

 

そのため、人体は寝返りを打つことで血液や体液を偏らないようにし、循環を良くしているのです。

 

寝相が悪いと言うのは、ある意味、健康にいいことなのです。

理想を言えば大の字に寝ても十分なスペースがあれば、左右に転がってうつ伏せになれるくらいの余裕があればベストです。

 

では実際によくある『寝返りを打ちにくくなる原因・状況』にはどんなものがあるでしょうか。

 

掛け布団が重すぎる

敷布団が柔らかすぎて身体が沈み込む

大きく柔らかい枕で首があまり動かない

両脇に子供が一緒に寝ている

ペットの犬や猫が一緒に寝ている

ソファや車のシートで仮眠のつもりがしっかり熟睡してしまった

お酒を飲み過ぎて気絶するかのごとく眠ってしまった

部屋に家具や荷物がいっぱいで狭い場所に寝ている

 

・・・まだまだいっぱいありますね

 

翌日の朝にスッキリ目覚める為にも、しっかりと疲れを取る為にも、寝返りを打ちやすい環境を作ってあげる事はとても大事なのです。

 

逆に言えば身体を動かしたくない時・・・例えば酷いギックリ腰や寝違えをしてしまっている時、骨折をしていて動かしたくない時などは柔らかい布団に寝て両脇に丸めた布団などを置いておけばいいと言う事にもなりますね。

 

皆さんの睡眠環境はどうですか?

 

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