筋肉がつってしまった経験は皆さん一度はあると思います

つってしまった状態は専門的には筋痙攣と呼びます

筋痙攣は自分の意思とは関係なく起こる筋肉の収縮のことを言います

これは不随意運動であり自分の意思では収縮を止めることができません

痛みを伴わない軽いものの代表は腕やまぶたがピクピクしたりする・背中や足がピクッときたりするなど

痛みを伴う強いものの代表はこむら返りなど

これは強く筋肉が収縮するため激しい痛みを伴います

夜中…特に明け方に起きるものや運動競技中に起きるものが有名です

なぜ筋痙攣が起きるのか…筋肉の疲労や過度の運動・冷え・運動不足・脱水状態・ストレスなどが原因で起き易くなります

その筋肉が必要としている分量の新鮮な血液が回ってこないと痙攣を起こしてしまうのです

筋肉が疲労しているのに血流量が不十分

筋肉は疲労していないけど冷えや水分不足で血の巡りが悪いなど相対的に血流が足りていない時に起きます

運動中に起きる筋痙攣のメカニズムとしては…

運動神経が興奮することによりカルシウムイオンが放出されトロポニンに結合し滑走が起こり筋肉は収縮します

逆にATPというエネルギーを使って連結を解除しカルシウムイオンを回収すると筋肉は弛緩します

しかし連続して休まず運動し続けている時などは筋肉の収縮を繰り返してるうちにエネルギーや酸素が不足しカルシウムイオンを回収出来なくなり筋肉は収縮したまま筋痙攣を起こすのです

筋痙攣を防ぐには充分な水分とミネラルそしてクエン酸の摂取と保温

それと普段からの筋肉のコンディショニングが重要です